このたび、シスタービープやその作品づくりについてのコンセプトを、以下の通り改めることといたしました。
これまで掲げていたコンセプトは、第1回公演の上演よりも前の時点で定めたものでした。
しかし、その後いまに至るまで具体的に重ねてきた稽古や作品の上演、それらの実践を通して見えてきたシスタービープそのものを考慮すると、より実態に即したコンセプトを掲げる必要があると考えました。
これまでを振り返り、その中で形作られてきたものを一度ここで言語化し、そうして引き続きシスタービープとして様々な活動をしてゆこうと思います。
これからも、シスタービープをよろしくお願いいたします。
【修正前】
言語とその破綻に注目して言葉を扱い、それらをもたらす心理・身体の感覚や状態を立ち上げる事をベースに、演劇などの作品発表を行う。
【修正後】
作品創作(稽古・上演)や団体運営それ自体を通して、ふだんは通り越してしまう様な事について思考・思想し、実践する。
演劇作品においては、日常的な言語とその組み合わせからなるセリフ、およそ日常的ではないレトリックからなるセリフを織り交ぜたテキストを、そこに潜む滑稽さを抽出して軽やかにユーモラスに、時にシリアスに上演する。